お客様の現状のCAE活用を診断、今後のあるべき姿とのギャップから課題を抽出、それに向けた解決策を提示
電通総研の長年にわたる設計CAE定着支援の経験とノウハウを集約した「CAE課題マップ」による網羅的な目標・課題定義と、課題解決の価値/コストを考慮して課題解決の工程をまとめる「CAE技術活用ロードマップ」の作成を通じ、製品開発の課題解決に貢献するCAE技術の有効活用と定着を支援します。
製品開発目標達成のためにCAE技術活用を実現・定着させたいが、その成果を十分に出せていない、または出す方法が分からない。
CAE技術活用を実現・定着させるために必要なCAE課題と、それらの解決の時期や必要な予算・工数などが明確になります。
経営課題に紐づいたCAEの価値定義、製品開発での活用のための目標設定
幅広い視点を提供し、潜在的な課題も漏れなく抽出できる「CAE課題マップ」
課題解決の効果とコスト見積もりによる対策実施の優先順位設定
組織内での意思統一に有用な施策実行計画「CAE技術活用ロードマップ」
「CAE技術活用ロードマップ」に基づく、課題解決のための中長期的な支援
「CAE課題マップ」とは、CAE技術の有効活用に向けた解決すべき課題を明確化したマップです。CAE技術の活用のために解決すべき課題は、大きく分けて以下の5つに分類できます。
CAE課題マップの例
さらに、この5つの分類の中には更に複数の課題が存在します。
「CAE課題マップ」は、CAE技術の活用という目標に対して、具体的にどのような課題があるのか、またその課題に対するソリューションとしてはどのようなものが考えられるかを明確に示したものとなります。
電通総研の長年にわたる設計CAE定着支援の経験とノウハウを集約して作成した独自のテンプレートを用い、複数回のワークショップによって潜在的な課題を含む課題を抜け漏れなく抽出し、それらを整理します。同時に、各課題に対する電通総研の幅広いソリューションを提示します。
「CAE技術活用ロードマップ」とは、「CAE課題マップ」により整理された課題を解決するためのソリューションを、その効果とコスト見積もりによる対策実施の優先順位に基づき、どの時期に実施していくか示した計画表です。
「CAE技術活用ロードマップ」によって、ソリューション実施により得られる効果と必要な予算、工数が明確化/見える化され、KPI管理のもと中長期的な施策実施を一貫した意思決定のもとで展開・推進できます。
「CAE技術活用ロードマップ」の作成は、弊社独自のツールを用い「CAE課題マップ」と同様に複数回のワークショップによって実施します。その中で効果/コストを考慮して製品開発業務における目標達成の手段として各ソリューションが適切であるかを判断し、優先順位設定、ソリューション提案を実施します。
「CAE技術活用ロードマップ」作成後は、ご要望に応じてロードマップの遂行を支援します。また、お客様の製品開発目標の変更や、課題解決に有用な新しいソリューションのリリースなど状況変化に応じたロードマップの更新を支援します。
本支援内容についてご紹介します。
同時に関連するソリューションの概要についてご紹介します。
解析現場担当者、部署長、システム部門などのメンバー様にご同席いただき、貴社でのCAE技術活用に対する課題をヒアリングします。
ヒアリングした情報を基に課題を5つのカテゴリに分類し、課題解決に向けての施策を検討します。
実施すべき施策を、各社様の状況にあわせて時系列での計画を提案します。
「CAE技術活用ロードマップ」の内容に基づき、進捗状況の確認や計画遂行に関する支援、及び各課題に対するソリューション提案を実施します。また必要に応じて「CAE技術活用ロードマップ」のアップデートをご支援します。
「CAE技術活用ロードマップ」の無償トライアルが可能です。
トライアルでは、活動の対象(製品、現象、ご担当部署など)を絞らせていただきますが、課題ヒアリングから実行計画の作成までのステップを通して「CAE技術活用ロードマップ」の簡易版を作成し、ソリューションの効果を確認していただけます
製品開発業務で、CAE技術の有効活用を促進していくにあたり、取り組むべきテーマ(活動方針や施策)のおおよそ全体を対象としております。各種技術領域(構造、振動、熱流体、機構等)の解析技術構築、人材教育、インフラ環境(ハード、ソフト)整備等がテーマの具体例となります。まずはお気軽に貴社テーマについてご相談いただければと思います。(一部の技術領域については、対応が難しい場合がございます点ご了承下さい。)
トライアルにつきましては、無償にてご対応いたします。テーマに関するお打合せから2週間程度を想定しています。本支援につきましては、テーマによって期間、費用が異なります。