解析専任者のCAE技術活用を促進
解析専任者が業務を遂行する上で、高度な機能を持つCAEソフトウェアの利用や充実した技術サポートが重要です。電通総研はお客様にとって最適なソフトウェアの提案や技術サポート体制を通して、マルチベンダーによる柔軟な顧客ニーズに対応します。
解析専任者は高機能なCAEソフトウェアと高い技術力を駆使して、設計開発に役立つ情報を設計者にフィードバックします。この時、CAEソフトウェアには以下のような要件が求められます。
お客様の現状に即したCAEソフトをご提案
導入後のオペレーションもサポート
メッシュ作成の工数削減
計算時間の削減
解析精度の向上
複数現象の解析への取り組み
解析作業のアウトソーシング
モデルの作成、解析作業の請負
オンサイトサポート
解析精度の向上
複数現象の解析への取り組み
解析の作業工数が掛りすぎる
解析業務の増加/高度化
解析条件設定の自動化
ポスト処理の自動化
電通総研の取り扱う複数の解析ソフトウェアを組合わせることにより、機構ー構造、流体-構造、流体ー音響など、複数の領域の現象を考慮した連成解析を実施することができます。例えば、構造解析と音響解析を組合わせることで、ブレーキの振動から発生するブレーキ鳴きの現象を評価することが可能です。また、車両の動きによって発生するオイルタンク内部のスロッシング現象は機構解析と熱流体解析を組合わせることで実現できます。このように、電通総研はマルチフィジックスな解析に必要なソフトウェアの組合せを、お客様のCAEの利用状況に応じてご提案します。
構造-音響連成解析によるブレーキ鳴き解析 | 熱流体解析の自由表面機能によるタンクスロッシング |
設計段階において、製品に発生する変形や応力値などを定量的に評価することも解析専任者の重要な役割になります。多くの場合、CAEソフトウェアによる解析で結果を評価することになりますが、複数の現象が複雑に作用しあうような物理現象を解析するには、その現象を再現可能な機能を持つCAEソフトウェアを選択する必要があります。電通総研では解析専任者の要求を満足する高機能な解析ソフトウェアを取り扱っております。例として、破壊力学を考慮した構造解析による歯車の破壊を表現した事例や、DEM(離散要素法)によるプラント機械の粉体撹拌の事例など、設計者向けのCAEソフトウェアでは評価が難しい解析にも対応可能なCAEソフトウェアをラインナップしております。お客様の解析対象や解析難易度に応じて適切なCAEソフトウェアをご提案しますので、お気軽にお問合せください。
構造解析による歯車の破壊 | DEM(離散要素法)による医薬品、食品、化学製品プラント機械の粉体撹拌 |