NX CADに組み込まれた設計者向けトポロジ最適化ソリューション
NX Topology Optimizerは、設計者向けにNX Designに直接組み込まれたトポロジ最適化解析です。
CADモデルから専用画面を起動して、トポロジ最適化解析を行うことができ、解析で得た最適形状をCADモデルに反映することができます。
トポロジ最適化解析を活用することで、設計初期段階から設計要件を満たす形状を検討することができます。
自動車
航空宇宙
電機
インフラ
CADモデルからの効率的なトポロジ最適化解析が実施可能
トポロジ最適化解析結果がCADモデルに反映
アセンブリを考慮したトポロジ最適化解析に対応
NX Topology Optimizerは、他の一般的なトポロジ最適化ソフトに比べて、効率的な解析の検討を行うことができます。
下図に示すように、一般的なトポロジ最適化解析では、CADで作成したモデルデータを出力して取り込む必要があります。また、解析で得られた最適形状をメッシュベースで出力するために、CADモデルへ反映するための手間が発生します。
一方、NX Topology Optimizerは、NX CADに直接組み込まれているために、CADモデルからトポロジ最適化解析用のGUIを起動して、解析を行うことができます。また、計算に関してもボクセルメッシュにより高速に計算ができ、さらに解析で得た最適化構造はCADモデルに反映されます。
以上の特長から、NX Topology Optimizerをご利用頂くことで効率的なトポロジ最適化解析を行うことができます。

NX Topology Optimizerでトポロジ最適化解析を行うと、解析結果はNX CADのモデルヒストリ(下図のトポロジ最適化(16)が該当)として取り扱われます。
モデルヒストリのトポロジ最適化をクリックすることで、NX Topology Optimizerの操作画面へ移行し、解析条件を変更した再計算を行うことができます。
また、解析条件をケースとして管理できる仕組みとなっており、アクティブとするケースを変更するだけで、異なる条件のトポロジ最適形状をCADに素早く反映できます。

NX Topology Optimizerは、アセンブリモデルに対応したトポロジ最適化解析を行うことができます。
下図では、トポロジ最適化を行う設計領域と別部品で構成されたアセンブリモデルに対して解析した事例になります。別部品との接続を考慮した最適形状が得られています。

Simcenter FLOEFDは、Simcenter 3DのValue Based License(VBL)の対象となっており、他の解析モジュールと、効率的にご利用頂くことができます。
※Simcenter 3DのVBLについては、下記ページをご参照下さい。
https://mfg.dentsusoken.com/product/cae/software/vendor/siemens/simcenter-3d-value-based-license.php
お客様のご要望を基に最適ソフトウェアを選定致します。
課題解決しうる製品を提案させて頂き、ご導入までのフローをお話させて頂きます。
実際に製品をご体感頂き、使用感や解析結果のご確認のお手伝いをさせて頂きます。