高速かつ安定した高性能のソルバーと、高品位メッシュ生成が容易なポリヘドラル自動メッシャーを採用した熱流体解析ソフトウェア
scFLOWは、最新鋭の技術を取り入れた新世代のCFDソフトウェアです。
最大で従来の3倍(同社製品比)の計算スピードと安定性を有した高性能のソルバーと、複雑なモデル構築と高品位メッシュ生成が容易な、新しいプリプロセッサーの機能が提供されています。
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高度な解析機能を搭載
解析の安定性と計算精度の向上に有効なポリヘドラルメッシュを自動生成
CADオペレーションと同様な感覚で利用できる使い易いGUI
最新のマトリクスソルバーによる、定常計算の収束性向上と計算時間の短縮
解析結果の理解を助ける多彩な描画機能
scFLOWで実施可能な主要な解析タイプ
scFLOWは、解析の安定性と計算精度の向上に有効なポリヘドラルメッシュ(任意多面体メッシュ)を採用しています。
目標要素数に従った要素の作成や流れの変化が激しくなるような壁面付近の要素を自動で細かくすることができます。また、各部品や領域ごとに粗密の指定もできる自動メッシャーです。
GUIは一般的なCADオペレーションと同様の感覚で利用できます。
また、解析に必要な設定は、ナビゲーションウィンドウの上から順に必要な項目のみを設定いただくだけなので、初心者でも迷いにくい設計となっています。
メッシュ生成や解析実行前に、条件設定内容をプレビュー確認できるため、無駄な手戻りが発生しにくい環境となっています。
scFLOWでは多並列でも高い精度・並列効率での計算が可能となり、リソースを最大限発揮して解析を行うことができます。
グラフは3次元乱流の解析例における並列効率を示した図です。コア数が増えるに従いほぼ線形で計算時間が短縮されていることがわかります。
scFLOWでは、最新マトリクスソルバーによる計算アルゴリズムの最適化により、従来のソフトよりも定常計算における収束性の向上と1サイクルあたりの計算時間短縮が実現しています。また、ローカルタイムステップ法という、要素ごとに異なる適切な時間刻みを設定させる手法を取り入れることで従来よりも高速に収束させることが可能となりました。
ポストプロセッサでは、解析結果の可視化や後処理を行います。
お客様のご要望を基に、課題解決のための最適なソフトウェアを選定し、ご活用までのフローをご提案します。
実際にソフトウェアをご体感頂く、もしくは弊社からソフトウェアのベンチマーク結果をお出しすることで、使用感や解析結果のご確認のお手伝いをさせて頂きます。
製品ご導入後は弊社ホットラインのご利用に加え、実際にお客様内での課題やご要望の内容に応じて、技術支援やオンサイトサポートなど、フレキシブルにお客様のご要望に対応させていただきます。
scFLOWはプロダクト別の販売と、MSC Oneによるトークン制ライセンスの販売の2種類の販売形式を用意しております。
VBインターフェースによる自動化処理が可能です。
Excelのマクロ処理等で使用されるVBA、WSHで使用されるVBS、.NET Frameworkで使用されるVB.NETという3つの言語を前提としています。
マニュアルや例題も多数揃えており、サンプルとしても利用可能です。
MSC製品のMSC Nastran(構造解析)、Actran(音響解析)との連成がscFLOWのGUI上から簡単に実行できます。