3DAモデル(三次元製品情報付加モデル)の推進・運用に必須の幾何公差と公差設計の基礎を体系的に習得
製造のグローバル化が進む現在、図面に適切な幾何公差指示を付加することが日本の製造業にとって重要視されてきております。また、MBE(Model Based Enterprise)に伴う、図面の3D化(3DAモデル化)において、幾何公差で適正な精度指示がされていることが、後工程のデジタル化による工数削減もは必須要件と言えます。
本講座の入門編では、初心者も幾何公差の基礎を習得できるよう、オリジナルのテキストを使用し、幾何公差記号の意味、基本的な使い方を演習を交えながら習得します。
実践編では貴社の図面を教材として使用し、より実践的な幾何公差の指示方法を習得します。
各1日の講習で効率的に幾何公差の実践的な指示を習得することができます。
部品公差の累積によるアセンブリへの影響を最悪値計算(Worst Case)および二乗和平方根(RSS)の二通りの方法を演習を中心に習得します。
3次元公差解析ツールVariation Analysisの初歩的な操作方法を学ぶ講座です。
入門用のテキストに沿って、公差の設定から解析の実行、解析結果の出力までをトレーニング用モデルを用いて実際に操作をしながら習得します。Variation Analysisの導入ユーザー様はもちろん、導入前の機能や操作性の確認、また3次元公差解析の体験の目的での受講も可能です。
【期待効果】
3次元公差解析の結果を公差の適正化につなげるまでの一般的なプロセスを理解できます。