対象物の正確な3D測定を現場で効率良く実施できるよう最適化された、エンジニアのニーズに応える信頼性の高いポータブル3Dスキャナー
HandySCAN 3Dはハンディタイプの3Dスキャナーの中で最も高い測定精度を誇ります。3D測定に青色レーザーを採用し、これまで光学式3Dスキャナーの弱点であった鏡面メッキや黒色の測定対象物にも、粉末のスプレー噴霧無しで対応可能です。測定器に特有の専門スキルは不要で、使用者の経験値に左右されない信頼性の高い測定を実現しています。
測定のセットアップの是非やユーザーの習熟度に関係なく、正確かつ高解像度、再現可能な結果が得られます。測定中にスキャナー、対象物のどちらかがが動いても、正確で高品質なのスキャン結果が得られます。
精度0.025 mm、容積精度0.020 mm + 0.040 mm/m
信頼性のある受け入れ試験VDI/VDE 2634パート3規格に基づく ISO 17025認定ラボ細部まで鮮明な高解像度のデータを得られます。
この携帯型3Dスキャナーは、三脚も、動作用の外部追跡デバイスも必要とせず、スタンドアロンで利用できます。 小さなスーツケースに収まり、どこにでも持ち運べ、性能に影響を与えることなく、あらゆる環境条件で使用できます。
HandySCAN 3D スキャナーは、複数のレーザークロスと自動メッシュ生成を備え、セットアップからスキャン、ファイル出力までのワークフローを高速化できます。
ユーザーフレンドリーなインターフェイスを搭載し、短期間での習得が可能です。多用途性にも優れているため、様々な大きさの対象物も、材質の異なる対象
物もこれ1台でリアルタイムでスキャンできます。
項目 | 値 |
---|---|
精度*1 | 0.025mm |
容積精度(対象物のサイズに基づく)*2 | 0.025mm+0.040mm/m |
測定解像度 | 0.025mm |
メッシュ解像度 | 0.100mm |
測定速度 | 1,300,000測定値/秒 |
光源 | レーザークロス11本(青)(または、ライン1本) |
スキャン範囲 | 310×350mm |
焦点距離 | 300mm |
被写界深度 | 250mm |
測定対象物サイズ範囲(推奨) | 0.05~4m |
レイーザークラス | 2M(目に安全なレベル) |
重量 | 0.94kg |
寸法(L×W×H) | 79×142×288mm |
動作温度範囲 | 5~40℃ |
動作湿度範囲(結露なし) | 10~90% |
*1:VDI/VDE 2634パート3規格に基づいています。ブロービングエラーは、直径を、追跡可能な球体アーティファクトで測定することで評価されます。
*2:VDI/VDE 2634パート3規格に基づいています。球体間隔エラーは、動作容積内の異なる位置および方向で、長さが追跡可能なアーティファクトを測定して評価されます。
品質管理 | CAD設計 | 補修/リサイクル | ツーリング設計 |
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・最初の物品検査(FAI) |
・3DスキャンからCAD |
・複雑なアセンブリの解体/解体の計画 |
・ツーリングの検証/検査 |
組立/生産 | プロトタイピング | 試験、シミュレーション | 要件と仕様 |
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・仮想アセンブリ ・ツール/ロボットパスプログラミング ・加工前の部品評価 |
・ラビットプロトタイピングによる製造 ・プロトタイプ変更のCADファイルへの統合 ・プロトタイプ検査 |
・有限要素解析(FEA) ・干渉解析 ・変型、ジオメトリ解析 |
・競合製品分析 ・製品使用環境、接続条件、周辺部品の測定 ・アフターマーケット、カスタム機器用の既存部品の測定 |
コンセプトデザイン | コンセプトプロトタイピング | ドキュメンテーション | メンテナンス、修理 |
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・粘土モデル測定リバースエンジニアリング ・スタイリングと意匠 ・モデルやモックアップ測定 リバースエンジニアリング |
・プロトタイプ変更のCADファイルへの統合 ・フォームスタディ、概念実証プロトタイプ ・人間工学のプロトタイプ |
・構築済み部品/ツーリングのドキュメント ・マーケティング資料 ・3Dトレーニングシステム ・本格的なゲーム ・デジタルアーカイブ |
・オーバーホール(MRO)計画 ・摩耗分析 ・カスタム修理/変更 ・部品のアズビルド文書 ・メンテナンス前のツーリング |