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金型設計、金型製作、加工関連のお客様へ
「ISID 金型・加工ユーザコンファレンス 2023」開催のご案内

金型設計、金型製作、加工関連のお客様事例と最新情報をご紹介

国内製造業は、コロナ禍を乗り越え回復基調にあるものの、海外企業との競争激化、高齢化、設備老朽化に加え、電動化によるリソースシフト、ギガキャスティングなどの技術革新により、日本のモノづくりの根幹である金型加工を取り巻く環境は厳しさを増しております。

そのような状況下、デジタル技術を活用したお客様事例、最新の技術情報をご案内、ユーザー様同士の情報交換の場をご提供することが製造業の皆様の変革の一助として意義があると考えており、ISID 金型・加工ユーザコンファレンスを本年も開催致します。

本年は、コロナ禍を乗り越えたこともあり、久しぶりのリアルイベントとして、過去のISID 金型・加工ユーザコンファレンスご参加者のご意見を踏まえ、「3DAモデル活用の具体論」と「設計製造連携と自動化」をテーマとして、開催致します。

ISID 金型・加工ユーザコンファレンス2023 概要

テーマ 3DAモデル活用の具体論、設計製造連携と自動化
日時 2023年10月27日(金)13:30~17:30 (終了後に懇親会を予定)
場所 ISID品川オフィス
予定人数 80名
内容
  1. お客様講演:セイコーエプソン株式会社様「樹脂流動解析の自動化と設計製造プロセスへの適用
  2. ベンダー様講演:株式会社C&Gシステムズ様、ソリッドキャムジャパン株式会社様より、NX関連ソリューション(CAMTOOL for NX、iMachining for NX)に関するご紹介
  3. ISID講演:「3DAモデル活用の具体論」と「設計製造連携と自動化」に関連する講演
  4. 関連ソリューション紹介

ISID 金型・加工ユーザコンファレンス 2023 のポイント

1.テーマその1:3DAモデル活用の具体論

エンジニアリングDXの重要テーマの1つである3DAモデルの活用は、「金型・加工領域での3DAモデル活用による効果刈り取り」と、「下流領域での活用を踏まえた設計領域での3DAモデル作成」の両輪で成り立っています。今回のISID 金型・加工ユーザコンファレンスでは、上記2つのポイントにつき、実際のお客様から要望、活用イメージも含め、その実現のための具体論につきご紹介します。

「金型・加工領域での3DAモデル活用による効果刈り取り」

  • 3DA活用を具体的にどう実現するか
  • 3DA活用を金型に当てはめると?
  • お客様からの要望
  • 活用イメージ

「下流領域での活用を踏まえた設計領域での3DAモデル作成」

  • NX/MBD活用(図面情報の自動生成 ローコード、自動PMI等)
  • ライブラリ活用
  • Mold Planner活用

2.テーマその2:設計製造連携と自動化

お客様事例講演として、セイコーエプソン株式会社様より、シミュレーション活用による自動化による社内プロセス改革についてご講演いただきます。

ISIDからの情報提供として、設計公差等の情報を基にしたモデリング自動化、加工パス作成作業効率化、機械加工時間の短縮と効率化、加工後工程の効率化、につき講演致します。

3.ソフトウェアベンダーによる業界動向を踏まえた最新情報提供

CAMTOOL for NX等を扱う株式会社C&Gシステムズ様と、iMachining等を扱うソリッドキャムジャパン株式会社様より、それぞれが捉える金型加工業界のトレンドについて講演いただきます。

弊社による最新情報のご提供とともに、最新の業界動向、今後の方向性についてぜひ情報収集ください。

まとめ

コロナ禍を乗り越え、今回4年ぶりに対面形式にて、ISID 金型・加工ユーザコンファレンスを開催致します。
懇親会の開催も予定しております。
お客様同士の交流、最新情報の入手の場として是非ご活用いただきたく、皆様のご参加をお待ちしております。