分散・連成シミュレーションプラットフォーム VenetDCP®

分散・連成シミュレーションプラットフォーム VenetDCP®

企画⇒実験⇒設計⇒適合の様々なシーンで、異なる部署・企業間をつなぐ共同検証ソリューション

VenetDCPは、自動車メーカーやサプライヤーで普及が進んでいるモデルベース開発をより広く大規模に適用するために、多くのモデル、異なる開発ツール、異なる部署・企業間をサイバー空間で結びつけ、共同検証できる環境を提供します

導入前の課題

連成シミュレーションの場合

  • モデルをつなぐのが大変
  • モデルが集まらない
  • シミュレーション性能の低下

導入効果

分散・連成シミュレーションによる効果

  • 通信仕様をバスコネクタとして配布することで、自動的に接続可能です
  • 各社ごとのシミュレーション環境を接続させることで、離れていても連成シミュレーションが可能です
  • 分散した環境を連成シミュレーションさせることにより、大規模なシミュレーションが可能です

VenetDCPの主な導入業界

  • 自動車業界

  • 航空宇宙業界

  • 電機業界

特長

モデルの集約が不要

通信仕様でモデルを接続

分散により⼤規模シミュレーションに対応

バスコネクタを使ったモデル間接続

バスコネクタを使ったモデル間接続 画像提供元:東芝デジタルソリューションズ株式会社

  • 通信仕様書に定義したデータを送受信するバスコネクタを自動作成し、各シミュレーションツールに配布できます
  • モデル間の接続を自動化し、接続する作業工数の削減が可能です
  • ネットワーク環境での連成シミュレーションが簡単に実現可能です
  • バスコネクタはMATLAB SimulinkのS-Function形式、FMI形式で多くのツールで接続可能です

モデルをブラックボックス化し会社間の検証が可能

モデルを秘匿化した会社間の検証 画像提供元:東芝デジタルソリューションズ株式会社

  • バスコネクタを用いることで、各モデルの入出力信号のみでシミュレーション実行が可能です
  • モデルの集約が不要で、モデルの中身を公開することなくサプライヤ間での検証が可能です

ツールやバージョンに依存しない検証環境を構築

ツールやバージョンに依存しない検証環境 画像提供元:東芝デジタルソリューションズ株式会社

バスコネクタを用いることで、モデル間を入出力信号のみで連携するため、異なるシミュレータ、バージョン間での検証が可能です。

分散・連成シミュレーションの高速化

分散・連成シミュレーションの高速化 画像提供元:東芝デジタルソリューションズ株式会社

1つのモデルを並列可能な複数のモデルに分割することで、実行処理の並列化を行いシミュレーションの時間短縮を実現します。
クラウドやHPCでの高速なシミュレーション環境を短期間で構築し、さらなる高速化も可能です。

CAN通信を模擬した連成シミュレーション

仮想通信バスシミュレーション機能 画像提供元:東芝デジタルソリューションズ株式会社

分散・連成シミュレーション実行時に、車載ネットワークを用いる場合と同じ、CAN/CAN-FDプロトコルのリアルな信号遅延・輻輳・通信異常の再現模擬が可能です。

VenetDCPは東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本における登録商標または商標です。

導入までは3ステップ

  1. ヒアリング

    お客様のご要望をお聞かせください。

  2. ご提案

    課題解決しうる製品を提案させて頂き、ご導入までのフローをお話させて頂きます。

  3. ベンチマーク・トライアル

    実際に製品をご体感頂き、使用感や効果算出のご確認のお手伝いをさせて頂きます。

よくいただくご質問

  1. VenetDCPのライセンス形態は?

    年間サブスクリプションでのご提供となります。詳細はお問合せください。

  2. VenetDCPはどのようなシミュレーションツールと接続できますか?

    VenetDCPは、MATLAB SimulinkのS-Function形式や、FMI規格をサポートする国内外の100以上のツールと接続が可能です。

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