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Teamcenter 全体像

Teamcenterは、製品の企画から設計開発、生産準備、製造、サービスまで、ものづくりの全工程をデータでつなぐ統合型PLMシステムです。
Teamcenterはものづくりの重要な基礎データである、CAD・BOM・ERPなどのデータ連携に強みがあります。

  • マルチCAD管理(NX・CATIA・Creo・Solidworks・AutoCAD)など
    マルチCAD対応に優れており、機械CAD・電気CADなど異なる設計ツールで作成されたデータも一元管理できます。
    それにより、設計情報の集約と活用を強力にサポートします。
  • 目的別BOM
    目的別にBOM管理(C-BOM、CAD-BOM、E-BOM、M-BOM、BOP、S-BOM)の機能を有し、
    1つのデータ基盤上で企画・設計・製造・サービスの各工程ごとに必要な情報を最適化します。
  • 周辺システム連携
    生産シミュレーション、ERP・MESなど周辺システムとの連携を実現し、全社的なプロセス最適化を実現します。

Teamcenetrはものづくりにおける品質向上と競争力強化を実現し、日本の製造業を支えます。

主な機能

なぜ日本の製造業に
デジタルスレッド(Digital thread)が必要か

日本の製造業が直面する人材不足やグローバル競争の激化、複雑化するサプライチェーンへの対応、
こうした課題を乗り越え、日本のものづくり力と高品質を次世代に引き継ぐためにも、今「デジタルスレッド」が求められています。
デジタルスレッドは、設計・製造・品質・保守にまたがる膨大な情報やノウハウを一元管理し、
部門や企業の壁を越えてリアルタイムに連携できる"データの糸"です。
これにより、設計変更の影響を即座に製造現場へ伝達し、試作回数や手戻りを大幅に削減します。
品質問題の原因や変更による影響範囲を即座に特定できるため、リスク対応力が飛躍的に向上します。
また、ベテランの暗黙知や現場の知恵をデータとして蓄積・共有することで、若手や新任者でも高い品質を維持した業務遂行を可能にします。人手不足に拍車がかかる未来においても日本の高品質なものづくりをデジタルでさらに加速させます。

Teamcenterは、既存の業務システムやCADとの高い互換性を持ち、現場の負担を最小限にしながら導入・運用が可能です。
ROI(投資対効果)も明確で、試作コスト削減、設計変更対応時間の大幅短縮、品質不良率削減など、具体的な成果も実現しています。

デジタルスレッドは、日本のものづくりを次世代へつなぐ「現場力の継承」と「競争力強化」の切り札です。

機能について

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