VBL(トークンライセンス)

Siemens Value Based Licensing(VBL)
オプション機能を柔軟に利用

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Siemens Value Based Licensing(VBL)とは

 VBL(Value Based Licensing)は、NXの各オプション機能を柔軟にご利用いただける次世代型のトークンライセンスです。 契約したトークン数の中で、設計者シミュレーション機能やプリント基板、配線モデルの設計など、幅広いNXオプション機能を必要なタイミングで自由に使うことができ、CAD環境の柔軟な運用とコスト最適化が可能です。 「豊富なオプション機能を幅広く利用したい」「複数のオプション機能を状況に応じて使い分けたい」といった場合に特に有効にご利用いただけます。

トークン利用イメージ

VBLのメリット

  • 100を超えるオプション機能から、その時に必要なものを実行いただけます
  • 複数のオプション機能を個別で購入するより、費用が抑えられます
  • 利用人数が少ないが幅広い機能を利用したい場合や
    利用頻度が少ない機能が複数ある場合、コストパフォーマンスが高まります。

VBLで利用できる機能例

使用シーン例1:
高度な設計・他部門と連携した設計がしたい

シミュレーション駆動型設計

NX CAD環境に完全統合され、設計者が直感的に操作できます。高速な構造・熱解析をメッシュレスで実施することができ、待ち時間なく多くの設計案を検討することが可能になります。

設計初期段階の流体/熱解析

NXネイティブモデルを使用し、流体や熱に関する製品性能最適化のための設計検討が可能になります。
流体領域と固体領域の自動メッシュ化、ソルバー/メッシュ設定の専門知識を必要とせずに、正確な結果が得られます。

プリント基板設計との協調

電子機器の中で利用されるプリント基板の設計とメカ設計の協調設計が可能になります。
リジッド基板の他にもフレキシブル基板回路の設計もサポート。NXと電気CAD間でのデータ交換を容易にします。

配線モデル設計の効率化

3Dデータを用いた配線設計や自動ルーティング、電気CADからのコネクションリストを自動的にNXに反映します。エレキ設計の設計変更にも柔軟に対応し、正確なハーネス設計と迅速なドキュメント作成を実現します。

使用シーン例2:
Standardをご利用の方が
Advanced・Premiumの機能を使いたい

3Dモデル/図面の品質チェック

パート・アセンブリ・図面データの品質チェックができます。ユーザー独自のチェック項目を設定し、自動チェックすることが可能です。結果はNX上で確認することが可能です。

ユーザ定義フィーチャの利用

再利用可能なフィーチャー形状をユーザーが定義し、保存できます。階層的ライブラリも作成可能です。 

高度なアセンブリ機能

軽量ソリッドの作成、アセンブリのゾーニング分割、コンポーネントグループでの管理が可能になります。
アセンブリをラッピングして知的財産を守る機能も利用可能です。

3Dモデルへの製造情報定義(PMI)

幾何公差や寸法などの製造情報をPMIフィーチャとして3Dモデルに定義し、これらのPMIを3Dビューとして利用することが可能です。これらのPMI情報は製造や検査工程で活用でき、業務の(削除)図面レス化に貢献します。