用語集

金型設計

金型設計とは、金属や樹脂などの材料を使用し、車両部品・家電部品などを大量に同じ形で作るための金型を設計する作業を言います。金型設計では、金型の構造、ゲート・ランナー、冷却・排気系統、離型機構、耐久性とメンテナンス性、コストと生産性など、様々な要素を検討する必要があります。また、金型は製品形状に依存し、多品種であることや部品点数が多いことなどの理由から業務効率向上がしにくい工程とされてきました。昨今では3次元CADの普及や金型設計支援ツールでこの課題を解決することが出来るようになってきました。

主な金型の種類としては、以下があります。

  • ・射出成形金型:プラスチック製品を作るために使われる。溶かした樹脂を型に流し込む。
  • ・プレス金型:金属板を打ち抜いたり曲げたりして形を作る。自動車部品などに多い。
  • ・鍛造金型:棒網材、非鉄金属等を打ち抜き形を作る。自動車の重要保安部品などに多い。
  • ・鋳造金型:溶けた金属を流し込んで固める。エンジン部品などに使われる。

関連製品

関連リンク

製品

金型設計 / 生産要件チェッカー / NX CAM / Moldflow / 3D TIMON

ソリューション

設計品質検証・生産容易性設計 / 金型設計製造効率化