Opcenter Research, Development and Laboratory (RD&L)は、プロセス製造業向けの製品開発データ管理プラットフォームです。
プロセス業界の企業における研究開発データの管理を効率化、最適化するための柔軟で拡張性の高いプラットフォームです。研究開発の可能性をフルに活かして、新製品を迅速に開発することが可能。製品設計とプロセスを品質要件や法的要件に正しく適合させます。研究開発と製造のデータ、プロセスをスムーズに統合して連携させることで、最終設計を製造に受け渡すスピードを飛躍的に改善します。
Opcenter RD&Lにより、各部門において、必要なアウトプットを必要なタイミングで取り出し、研究開発データを活用できるようになります。
図1：プロセス製造業におけるOpcenterRD&Lの位置づけ
図2：Opcenter RD&Lのデータ入出力イメージ
Opcenter RD&Lの特徴をご紹介します。
開発テーマに関する情報管理、類似開発テーマの検索性向上
システム導入期間の短縮
法令適合性チェックの仕組み化による開発効率化
Opcenter Specification（仕様管理）
プロジェクト情報・製品情報・原材料情報など一元管理された情報へ迅速かつ効率的にアクセスできるため、開発活動をスムーズに進めることが出来ます。
検索及びフィルタリング機能を使用して、承認やフィードバックを得る期間を大幅に短縮することができ、迅速な意思決定とタイムリーな情報共有をサポートします。
Opcenter Formulation（配合管理）
配合検討において材料表（BOM）を作成し、コストや製品特性にどのような影響を及ぼすのかを即時に確認することで市場投入期間を飛躍的に短縮します。検討段階でターゲット市場の現地規制に準拠しているかどうかを確認することで、開発プロセスを効率化し、規制遵守に関するリスクを軽減します。
Opcenter Laboratory（実験管理）
実験情報をプロジェクト情報や開発情報と関連付けて管理し、開発の初期段階から品質を作り込みます。また、入庫した原材料ロットを生産へリリースする前のサンプル解析にも活用できます。チャート機能により実験結果をグラフィカルに可視化することで容易に分析を行い、品質改善を推進します。また、基準値を超える場合は、アラート表示することで、品質不具合の流出を防止します。
